BOS.の奇跡のコーヒー:「Keeping dreams awake」。
Bosgaurus Coffee Roasters (ボスゴラスコーヒーロースターズ、以下「BOS.」と略する)の方針は、「truly specialty」のコンセプトに基づいています。これは正義、尊重、責任、持続可能性、利益という要素を含み、パートナーやサプライヤーとの協力、そして人材採用の際においても適用されることです。「利益」というと、単にお金のことだと考えられがちですが、実はそうとは限りません。弊社が焦点を当てる「利益」そのものは、コミュニティへの価値です。無論、農家にとって、高品質のコーヒー豆を作ることにも家族を養うことにも大金が必要に違いありません。そのため、彼らに「利益」をもたらすことを重視し、持続可能なビジネスモデルで信頼関係、ひいては長期的なパートナーシップを築いています。また、農家に限らず、コミュニティ全体にも貢献できればと、常に心掛けています。その強い思いがあるからこそ、弊社の歴史では「奇跡」を何回も実現できたといっても過言ではありません。
BOS.と tramhamin(トラムハミン)コーヒー協同組合
弊社には日本とスカンジナビアのミニマリズムに触発された方針の一つがあります。それは、できるだけ消費者に余計なことを考えさせず、真のコーヒー、農家、バリスタという3つの要素に注目していただければいいということです。
また、BOS.はコーヒーの品質基準を上げることでコーヒー業界を徐々に変えています。BOS.創立以前、ベトナムにはアラビカについて知っている人がほとんどいないといっても過言ではありません。しかし、弊社の新しい加工方法や新しい発酵技術などを導入した結果、アラビカはまるで生まれ変わったようです。
最初の3年間では、BOS.は1人の農家としか取引しませんでしたが、現時点では tramhamin(トラムハミン)というコーヒー協同組合とのパートナーシップを築き、新しい技術や農場経営方法などを導入しました。そのため、運営コストを下げ、コーヒーの価値を高めることもできました。これは、農家に投資する価値がある証ではないでしょうか。資金があれば、 彼らはまた農場に再投資して、生産環境も生活庭環境も改善できると考えています。
BOS.はいつも品質改善を重視して、革新的な科学技術で製造業を最適化し、SCA(スペシャルティコーヒー協会)の評価基準で80点以上評価されているスペシャルティコーヒーを顧客に提供しています。
生産量: 年間30トンのグリーンコーヒー豆。
品種:
カティモール - 90%、
THA1 - 9%、
THA4およびその他 - 1%
品質: SCA評価基準の82〜87点であるスペシャルティコーヒー。
処理方法: 酵母発酵で168時間の深い洗浄。
嫌気発酵 - ナチュラル。
珈琲焙煎所
BOS.は2015年にスペシャルティコーヒーの先駆者たちによって設立され、色々な賞を受賞している優良なコーヒー焙煎会社として知られています。設立以来、経験豊かでコーヒーへの情熱を持っている優秀な人材の努力のおかげで、BOS.は会社全体として大幅成長しました。小売と卸売に焦点を当て、弊社は心を込めて吟味したコーヒーを提供することだけではなく、コーヒーへの情熱を持っている同志と協力し、トレーニングし、サポートすることにもしています。吟味、購入、輸入、焙煎、そして国際配送のサービスなどといった過程で顧客に提供する良質なコーヒのことを誇りに思っています。
焙煎施設と生産量
ギーセン低排出ロースターを備えた弊社の垂直統合型の製造施設では週に2トンのコーヒー豆を生産できます。各シングルオリジンコーヒーを別々にバッチ焙煎してから、ポストブレンドするという特別な焙煎方式で加工します。また、リーン生産方式により、すべての製品を注文に応じて焙煎することも可能にしました。
なお、ギーセンプロファイラーの応用を重視してレシピを作ったため、商品の一貫性を確保することができます。
品質管理
コーヒーのプロファイル生産量に関わらず、製品の一貫性を確保できる品質管理システムを開発しました。日々の焙煎バッチはすべてCropster(クロプスター)のクラウドデータベースに保存されています。それに基づいて、モニタリングからプロファイラーの調整、評価、カッピングプロセス、色彩分析に至るまで、品質管理を徹底します。
コーヒーの風味
コーヒーの風味がなるべく落ちないように、正式で定期的かつ効率的な品質制御プロセスも確立しました。ラボ、輸入業者、輸出業者、および生産者とともに、同じロットの複数のサンプルを評価することがよくあります。Cropster Sampleという機能を使用することで、サンプルを簡単に追跡できます。また、関連するサンプルをグループ化してロットのパフォーマンスを時間の経過とともに表示することも可能です。